選手のコメントでよく見かける
「出足が良い。」
「伸びが良い。」
「もう少し出足よりにペラを叩きます。」
紙面やサイトなどで
このようなコメントを
見かけたことがあると思います。
今回は出足、行き足、伸び足について
初心者の方に向けて
出来るだけ詳しく
解説していきます!
最後まで読めば出足、伸び足、行き足を
理解出来ますので
是非読んでみてください。
タップできる【目次】
出足について
まずボートレースでは
整備の仕方とプロペラの形状で
出足型と伸び型の2つに分かれます。
まずは出足について
解説をしていきます。
出足とはどのような足なのか?
出足=スタート直後の足やターン出口での加速。
これだけでは全く
理解出来ませんよね。
出足の特徴
低速から加速のしやすさ。
ターンしてからの加速感。
低速からの加速なので
スタートではスロー向きの足と
覚えておいて下さい。
出足が良いとレバーを握ってからの
加速が良いため引き波を超えても
しっかりと加速するので
差しやまくり差しが有効です。
スタート展示などで
スロットルレバーの
握りこみが一緒でも
そこから出ていく艇や
ピット離れが良いと
出足が向けの
判断材料にもなります。
行き足について
行き足=出足から伸びに繋がるまでの中間足
出足に分類されたりしますが
今は区別されていることが多いです。
行き足の特徴
行き足が良いとスタートが決めやすい。
これについては
スローからスタートをすると
さきほど最高速になるまでの
中間足と言いましたが
起こしてからスリット(スタートライン)を
通過するまでの時間は
ほぼ行き足に影響されると思ってください。
なので行き足が悪いと
選手のスタート感とズレるため
スタートが届かない(決めにくい)のです。
ちなみに行き足が悪いと
道中競り負ける可能性が高いです。
たまにA1選手がB1選手を
追い抜けなくて何故負けるの?と
疑問に思った経験がある方も多いかと思います。
それは出足→行き足が悪いと
その傾向にあります。
行き足が悪いとターンの立ち上がりから
伸びに繋がるまでの時間がかかるので
最高速で走る時間が短くなり
追い抜きが困難になるのです。
伸び足について
伸び足=最高速
直線でのトップスピード重視。
伸び足の特徴
直線距離が長いほど有利なので
スリットラインを超えて
1マークまでの足を伸び足と言います。
伸び足が良いダッシュの選手は要注意です。
ちなみに伸びが良い選手を
見分けるコツですが単純に
スリットラインを通過後に
出て行く選手が良いです。
ではどのように見分けるか?
まずは周回展示後に発表される
展示タイムです。
伸び足の参考にするには
いいと思います。
次にスタート展示で
確認するのが良いと思います。
今はスタート展示も
リプレイで見る事が出来ます。
ボートレースオフィシャルWeb新サイトや
レース場のホームページからでも見れます。
展示リプレイが見れないホームページもあるので
ボートレースオフィシャルWebサイトで
確認することをお勧めします。
伸び足の見方
あくまで私のやり方なので
他のやり方がわかりやすいと
いう方は他をご参考にされると良いです。
こちらでも解説しているので良ければご覧下さい。
最初はわかりにくいかも知れませんが
スロー勢とダッシュ勢を分けて見ます。
スロー勢だけで1回
ダッシュ勢だけで1回
全体で1回見るようにしています。
そうすればぼんやりですが
いい選手がなんとなくわかります。
その艇が遅れていたとしても
他の艇に追いついているとか
トップスピードからまだ伸びて行くとか
そのような感じで見てください。
ちなみに一艇身伸びていたらかなり
伸びが良いと判断してます。
最初はわからないかもしれませんが
何度も見直してみてください。
最後に
今回は直線系の
出足、行き足、伸び足について
解説をしました。
車で例えると
出足はローギア
行き足はセカンドギア
伸び足はトップギア
という表現がしっくりきます。
出足→行き足→伸び足の
繋がりが良ければ
選手も好成績を残すことが多いです。
参考にしてみてはいかがでしょうか。
ご質問やご指摘やご感想などあれば
ぜひコメント欄にお願いします。