ボートレースを予想する上で
重要なポイントになるのが
当日の風向きと風速です。
風の強弱はレース場によって異なります。
今回は風が吹くことによって
及ぼす影響について
書いていきたいと思います。
風がキツイとどうなるの?
追い風の場合は?
向かい風の場合は?
タップできる【目次】
風が選手に及ぼす影響は?
まず風について書いていきます。
風速○○メートルや
向かい風○○メートルという
言葉を耳にしたことがあると思います。
何を基準に追い風なの?
と思った方もいると思います。
スタートラインに対して
追い風、向かい風を
表現しています。
スタート
まず風が選手に及ぼす影響についてですが
第一にスタートです。
風の影響で
1マークの展開が変化するなど
書いていることが多いのですが
それも確かに重要です。
風の計算を入れて
とにかく早く質の良いスタートを
決めれるかにあります。
スタートが早い選手は
有利にレースを運べます。
スタートが早い選手で
代表的なのはやはり菊池孝平です。
そして
ボートが全速力になるまでの距離は
無風で100mと言われています。
かなり重要ポイントですので
覚えておいてくださいね。
追い風の場合
実際に舟券の予想に
影響する風についてですが
追い風の場合はどうなるのでしょうか?
「追いの2.4.6」
と言われるくらい
追い風は舟券にも影響します。
何故2.4.6なのでしょうか?
まずは追い風の傾向についてですが
100m以下で全速力になるので
スロー勢のスピードが乗りやすく
ダッシュ勢のスタートに負けにくいからです。
次によく言われているのが
1.3.5コースは基本は全速旋回です。
ターンマークを回る際に
追い風の影響を受け
行き過ぎてしまう傾向にあります。
そうなるとターンマークを
若干外してしまったり
または全速ターン中に風の影響を受け
流れやすくなります。
逆に2.4.6コースは差しに回ると仮定すると
レバーを落として回るので
ターンマークを外さず丁寧に回ることが出来ます。
その差です。
実際に風の影響は
どの程度で受けるのでしょうか?
無風~1m以下
この場合はほとんど影響がなく
風の事は考えなくても
良いレベルです。
2m~5m以下
この風速あたりから
少しずつ影響が出始めます。
特に4m~5mは差し有利な水面といっていいでしょう。
2コース差しや4コースからの2番差しが
決まることもしばしば見受けられます。
6m以上
こうなると差し有利水面には
変わりはないですが
スタートが横一線に
なるかもわからないし
予想がより困難になるので
基本的にはおススメしません。
ちなみに6m以上の風速になると
安定板を装着してのレースになることが多いです。
向かい風の場合
次に向かい風の場合です。
こちらも
「向かいの1.3.5」
と言われています。
追い風の状態と真逆です。
向かい風の
傾向についてですが
スロー勢のスタートが
全速力になるまでに
100m以上が必要となり
ダッシュ勢のスタートが決まりやすく
ダッシュ勢がスタート一撃を
決めるチャンスが増えます。
無風~1m以下
やはり向かい風でも
影響することはほとんどなく
風の事は考えなくても
良いレベルですね。
2m~5m以下
向かい風の場合は
オーソドックスな
展開とするならば
123/456の並びです。
1番が先に回り
2番が差し
3番がまくり
4番が2番差し
5番がまくり差し
6番が3番差し
追い風と真逆で
全速力で旋回すると
風が押してくれるので
まくりが有効になります。
向かい風の場合は
差しをするのに
スピードを落とさないと
いけないため
スピードを落とす分
全速で旋回する枠番に
負けやすいのです。
なので向かいの1.3.5と
言われているのです。
5m以上
こちらもダッシュ勢が
有利なように思えるのですが
5m以上風が吹くと
やらないことを
おススメします。
最後に
今回は風の影響について書きました。
一番最初に覚えておいてほしいのは
追い風は差し有利
向い風はまくり有利と
覚えておいてもらえれば
良いと思います。
追い風、向い風でも
インコースの1着率が高いことには
変わりないので
そこもポイントです。
追い風か向かい風かを
確認し予想すると
またいつもと違った予想が
出来ると楽しいと思いますよ。