群馬支部の総大将
江口晃生選手が
2020年4月1日に
24場制覇を達成しました。
このブログで初めて投稿したのが
24場制覇の記事なので
非常にうれしいです。
見事24場制覇を達成した
江口晃生選手について
調べてみたいと思います。
レーススタイルは?
どのような人物像?
学生時代の意外な同級生とは?
タップできる【目次】
江口選手について
ボートレース界で
人格者として他支部からも
信頼を受けている江口晃生選手。
弟子はSG グランプリの常連で
SG優勝回数6回を誇る
群馬のエース
毒島誠選手です。
プロフィール
支部 | 群馬支部 |
登録番号 | 3159 |
登録期 | 54期 |
生年月日 | 1965年2月11日 |
身長 | 164㎝ |
体重 | 54㎏ |
主な同期 | 島川光男、金子良昭、落合敬一 |
主なタイトル
1998年 平和島 SG第一回競艇王チャレンジカップ
2001年 住之江 開設44周年記念G1太閤賞競走
2005年 桐生 SG第10回オーシャンカップ
2006年 大村 G1モーターボート大賞競走~スポニチ杯~
2006年 桐生 G1第50回G1赤城雷神杯競走・開設記念
2013年 びわこ G1第14回名人戦競走(現ボートレースマスターズ)
2017年 桐生 G1第62回関東地区選手権
やはり地元桐生で
SGタイトルを獲得している所は
圧巻であり
素晴らしい選手ですよね。
55歳になった現在でも
級別では一番上である
A1をキープしています。
レーススタイル
とにかくインコースを奪いに
進入から駆け引きが上手く
インコースの選手が油断していたら
どれだけ深くなろうとも
インコースを奪いに行くスタイル。
最近はインの選手も
主張することが多く
深イン覚悟で付き合うため
2コースが多い印象です。
ちなみに直近6ヶ月の
コース別進入率は
1コース35.3%
2コース61.9%
3コース2.9%
4~6コースは0%なので
全てスローからのスタートなのです。
平均スタートタイミングは0.14で
かなり早いです。
私の感覚としても
捲られたとしても
小さく回って2.3着を
確保するタイプで
5.6着が少ない印象があります。
2020年4月1日下関競艇で全24場制覇達成。
下関ボートで行われていた
サンケイスポーツ杯争奪戦は
4月1日に優勝戦が行われ
江口晃生選手がインコースから
スタートタイミング0.12の
トップスタートから危なげなく
逃げを決めました。
2コースには赤岩選手がいて
良いカベにして逃げた印象です。
通算で104回目の優勝となりました。
江口選手のコメントを抜粋しました。
ホッとしました。
全24場制覇優勝にリーチをかけて5年。
下関に来るたびに
そのことを言われていたので
そろそろ決めたいと思っていた。
弟子である毒島選手は
ツイッターで
師匠おめでとうございます。
家族でJLCで観戦
応援してました。
と語っています。
レースをしながら学生に転身?意外な同級生とは?
江口晃生選手は
ここまで育ててくれた業界に対し
恩返しは出来ないか?
業界の未来について
真剣に考えていたそうです。
そこで息子さんが通う早稲田大学で
スポーツジャーナリズム論の
ゼミを聴講生として通っていた。
通っているうちに関心が
高まり受験を決意し
2009年当時44歳で
ボートレーサーとしては異例の
早稲田大学大学院
スポーツ科学研究科
トップスポーツマネージメントコースに見事合格。
元プロ野球選手である
桑田真澄選手も
同コースに合格しており
同級生となりました。
その時に書いた
論文のタイトルが
「競艇会のさらなる発展に向けた改善策に関する研究」
膨大な資料と
業界関係者の協力と
アンケートをもとに
作成され問題点と
改善点が記されています。
そしてその論文ですが
優秀論文賞を獲得したそうです。
その年も選手としても活躍をしており
まさに大車輪の活躍ですよね。
ここからは私の主観にはなりますが
江口選手が論文を発表し
業界に一石を投じたことにより
2010年から低迷ぎみであった
競艇界の売り上げも
右肩上がりで復調し
業界自体が一丸となり
現在のボートレース界の
盛り上がりに繋がっているのだと思います。
最後に
改めて江口選手の全24場制覇おめでとうございます。
江口選手は
4月10日~4月15日まで
地元桐生で一般戦を出場予定。
4月21日~4月26日までは
津で行われる
プレミアムG1マスターズチャンピオンに
出場予定です。
江口選手の当面の目標は
通算優勝を110回に
することだそうなので
頑張ってほしいものです。