ボートレーサーの人口は約1600人居ます。
トップレーサーも居れば
成績が振るわない選手が
いるのも事実です。
実はボートレーサーは
1600人以上増えません。
それは選手会が設定した
4期通算というルールがあるからです。
厳密にいうと
競走の公正確保及び競走水準向上化に関する規程
があるからです。
ファンに浸透しているのは
4期通算というフレーズです。
今回は4期通算について
調べてみたので
皆さんと情報共有していきたいと思います。
タップできる【目次】
4期通算とは?
まず4期通算の前に
選手は級別審査と
いうものがあります。
これを理解して頂いた上で
読み進めて頂けると
解りやすいと思います。
リンクを貼っておきますので
読まれたら以下を読み進んて下さい。
選手会の
「競走の公正確保及び競走水準向上化に関する規程」
により以下のいずれかに該当する場合に
選手会より引退勧告が
なされることになっています。
①整備規定違反による競走会の出場停止処分の停止期間の合算が6ヶ月以上。
②4期通算勝率が3.80未満の場合。
※登録より6期目までの新人選手は適用除外。
③選手登録から35年以上で4期通算勝率が4.80未満の場合。
④4期通算事故率が0.70以上の場合。
※登録より6期目までの新人選手の場合は1.00以上。
⑤4期通算出走回数が私傷病または自己都合により60回未満の場合。
※女子においては出産のあった期と前後いずれかの期の合計2期間を計算から除外。
なお、2012年11月1日以降
②及び③に関しては勝率3.50以上の者に対しては
適用が猶予されています。
ただし、4月30日または10月31日の時点で
選手数が1600名を越えている場合は
②の該当者のうち最下位の者から
順次引退勧告がなされ
それでも1600名を越える場合は
③の該当者のうち最下位の者から
引退勧告がなされます。
また上記規程の②及び③に関しては
1期間の出走回数が50回未満の場合は
期としてカウントされませんが
50回以上となった次の期と合計した
2期(1年間)をもって
1つの期間としてカウントされますので
出走回数の調整を行っても最大4年間ほどしか伸ばせません。
以上をふまえると
出走回数を調整したりしていけば
デビュー後7年間ぐらいは
辞めずに済むようです。
(6期間適用外+出走回数50回未満×8期間)
なお、勝率3.00未満の者が
成績確定後6ヶ月あっせんが保留される
「選手出場あっせん保留基準8号」
通称魔の8項とは別物です。
この情報は宮島競艇フリークス様より
引用させて頂いております。
魔の8項
正式には
「選手あっせん保留基準第8号」です。
級別算定期間において
勝率3.00未満の場合と
事故率1.00以上の場合
成績確定直近の6ヶ月間
あっせんが保留(=レースに出場できない)
されます。
ただしその期間内における
出走回数が50回に満たない場合や
勝率に関してのみ登録より
6期目までの新人選手の場合は適用されません。
この情報は宮島競艇フリークス様より
引用させて頂いております。
最後に
今回は4期通算勝率と魔の8項の違いについて
調べてみました。
宮島フリークス様の引用にはなりますが
凄くわかりやすかったので
記事にしました。
次回は、この引退勧告の勝負がけに挑んだ選手について
記事にしたいと思います。