6歳で探偵ナイトスクープ出演で話題！数原魁選手がデビュー初勝利！

2020年10月13日

6歳でモンキーターンがしたい
という依頼で探偵ナイトスクープに出演。

そのちびっ子は
ボートレースに憧れ
ボートレーサーになりたいと
夢を持っていました。

晴れて夢が叶い
レーサーとしての道を歩み出します。

同期が初勝利を挙げていく中
焦りや不安もある中
自分を信じて
師匠や先輩の教えを信じて
怪我を乗り越えて
見事初勝利をつかみました。

今回は数原魁選手について
皆さんと情報共有していきたいと思います。

タップできる【目次】

プロフィール

登録番号	5060
登録期	123期
支部	兵庫支部
生年月日	1997年4月30日
身長	159㎝
体重	51㎏
師匠	山本隆幸選手

探偵ナイトスクープ出演

当時6歳だった数原少年は
モンキーターンがしたいという依頼を
探偵ナイトスクープに出します。

数原少年の夢はボートレーサーになりたくて
そしてボートレースが大好きでした。

番組内では
選手の顔写真を全て答える
マニアぶりも発揮していました。

石田靖さんからの質問で

「モンキーターンが上手い選手は？」
「松井繁選手と田村隆信選手」

「じゃーモンキーターンが下手な選手は？」
「水野要選手」

とどちらも即答していました。

モンキーターンがしたい

石田靖さんと
尼崎ボートレース場に行き
ボートに乗って水面でモンキーターンを
したいという打診をします。

ですが危険と言う事で
一旦は断られるのですが
数原少年の熱い想いに
競技委員長や教官達は
心を動かされます。

当時嫌いだった
人参も食べるという
条件まで出してOKを貰います。

室内で教官に
モンキーターンの指導を受け
1週間後に模擬レースを
行う事が決まりました。

模擬レース当日

参加選手は
山本隆幸選手
向所浩司選手が
模擬レースの相手として登場。

数原少年は1人で乗れないため
ペアボートで乗る事が決定しました。

そのパートナーが
水野要選手でした。

水野選手がいる前で
石田靖さんに
「モンキーターン下手な選手は？」
ともう一度聞かれましたが
数原少年は
「忘れた」と答えてました。

6歳でモンキーターン

そして水野選手とペアボートで
模擬レースに挑みます。

スタートを決めて
数原少年は見事に
モンキーターンを6回全て決めます。

そして模擬レースも1着でゴール！
水野選手によく出来ましたと
褒められていました。

念願のボートレーサーに

そこから夢である
ボートレーサーになるために
足腰を鍛えるという意味で
サッカー部に所属します。

高校卒業と同時に養成所試験を
受けるも不合格。

高校卒業後は
尼崎ボートレースで
バイトをしながら
養成所試験を
何度も受けたそうです。

水野選手も引退を考えていましたが
数原選手が養成所から
プロのレーサーとして出てくるまでは
頑張ろうと思っていたそうです。

中々養成所試験を合格しない数原選手に対し
「早く合格しないとやめてまうぞ」
とハッパをかけられたそうです。

そして5回目の試験で見事合格
123期として訓練生となり
無事デビューを迎える事となりました。

師匠は水野選手と
決めていたそうですが
水野選手が年齢のこともあり
断ったそうです。

そして山本隆幸選手を師匠にし
レーサーとしての厳しさやアドバイス等を
受けることとなりました。

デビュー戦

2018年11月8日
デビューの舞台は
あの尼崎ボートレース場。

しかも番組マンの粋な計らいで
デビュー戦は水野選手が1号艇で乗艇。
数原選手は6号艇で乗艇となりました。

感動の実況

実況の千葉誠一アナも
デビューに対し想いのこもった
実況をしています。

全文を記載します。
「さあこれが待ちに待った
デビュー戦という事になります。
数原魁が6号艇での登場です。

探偵ナイトスクープで
初めてボートに乗ったのは6歳のころ。
あの時からずっと信じ続けた
夢の舞台が今目の前に広がります。
もう大丈夫です。
1人でちゃんとボートに乗れます。
叶った夢、いや一途な努力で叶えた夢の
スタートラインへと
ゆっくりと舟を運んでいきます。
6号艇の数原。

一方その初陣に立ちはだかるのは
あの日夢を与えてくれた大先輩。
この日を静かに待っていました
水野要1号艇です。
あの時は同じボート。
しかし今日からは別々のボートです。
容赦無き真っ向勝負で
プロの世界の厳しさを教えます。
1号艇の水野。
15年の時を経て
夢物語が動き出します。」
と名実況を残しています。

結果は水野選手が2着
数原選手が6着となりました。

年が明けた2019年2月18日に
水野選手は引退をしました。

本人談では
「今年いっぱいは数原君のレースを
そばで見ながらがんばろうと
思ってたのですけど
1月の児島ボートで
2回転覆して心が折れました。」と
語っています。

プロの洗礼

デビュー期に初勝利をあげる事が
出来ず最終節の最終日に
焦りからか
フライングを切ってしまいます。

そして次の期で左手に靱帯を負傷し
手術を受ける事となり
5ヶ月の休養を余儀なくされます。

無事復帰を果たすも2期目も
初勝利を挙げる事が
出来ずにいました。

3期目は1着を挙げる事は
出来なかったものの
B1級に昇進を果たします。

レースを見ても着実に力をつけていて
初1着は時間の問題とされていました。

164走目でついに初勝利

デビュー4期目に差し掛かった
2020年5月13日びわこボートの1Rで
ついに初勝利をつかみます。

大外6コースから
0.12のスタートを決めると
4カドから山本浩輔選手と
5コース汐崎正則選手が
共にまくりにいくも
1コースの田中京介選手が抵抗。
その間をスパッと
まくり差して先頭にたちます。

デビューから164走目での
初勝利を飾ることが出来ました。

このレースを引退した
水野要さんも見ていたようで
祝福の言葉をもらったそうです。

数原選手コメント

自身のツイッターアカウントで
初1着についてコメントを書いています。

一部抜粋してご紹介します。

初めて1着を取ってみて
「やったー」という思いより
「水神祭まで遅すぎた」
やっとという思いでいました。
ですが支えてくれている家族
お世話になっている師匠
どんな時も応援してくれる
お客様が喜んでくれていることが
自分でうれしいと感じた瞬間でした。
中略
自分だけでレースしているんではない
お客様がいて支えてくださる方がいて
レースを運営してくださる方々がいて
選手がいて成り立つ仕事に誇りある職場
そして感謝を忘れてはいけない
職場だと改めて感じました。
中略
いつも応援ありがとうございます。
必ず応援して良かったと
思っていただけるレーサーに
「夢を与えるレーサー」
になれるよう
これからも一生懸命仕事します。
応援よろしくお願いします。
とコメントしています。