ボートレーサーの年齢層は幅広い事で有名です。
現在の最年少は17歳の野田彩加選手で
最年長は73歳になった今でも
現役選手を続けている高塚清一選手です。
その高塚選手が最年長出走記録を更新しました。
高塚選手を知らない方もいると思うのでご紹介します。
タップできる【目次】
プロフィール
登録番号 | 2014 |
登録期 | 20 |
生年月日 | 1947年3月7日 |
身長 | 165㎝ |
体重 | 55㎏ |
支部 | 静岡 |
級別 | B1 |
柔軟な対応力
1965年11月に浜名湖でデビューをします。
デビュー節で初勝利をします。
デビュー期から4点台の勝率を残すと
73歳の現在まで4点台の勝率を割った事がありません。
デビュー当時はモンキーターンはおろか
全速でターンすらない時代でした。
時代と共に全速ターンや
モンキーターンなど
それが主流になると
一早くチャレンジし
取り入れてきた選手です。
もちろん待機行動のルール改定や
持ちペラ制度の廃止や
減音モーターから消音モーターまで
様々なルール改定にも対応し
今日まで現役選手を続けています。
かまし屋
高塚選手の特徴は
センターアウトからの
レーススタイルです。
今でも新人選手はデビュー期は
6コースからレースをしますが
高塚選手のデビュー当初は
6コースは当たり前で
デビュー期に良い成績を残そうが
中々内よりのコースは取らせて貰えず
長い間ダッシュ一本でレースをしていました。
ベテランになってくると
6号艇の時など1つでも内に入ろうとし
スローに合流したりしますが
若い頃の経験を元に
高塚選手は枠なりスタイルです。
前付けに来た選手には付き合わず
深い進入になるのを嫌い
ダッシュを選択する事がほとんどです。
なのでスタート一気からの捲りが得意としています。
最年長勝利記録と出走記録更新
2020年6月27日より
桐生ボートレースで行われた
一般戦競走
MBP津幡開設7周年記念に出場し
2日目5Rに5号艇で出走すると
4コースカドから展開をつく
差しで見事勝利します。
本人も「棚からぼた餅だった」
とレース後に語っています。
この勝利が73歳113日で
ボートレースでは最年長勝利となりました。
最年長勝利記録を更新した
同節最終日の7月2日の出走で
これまでに記録を持っていた
加藤俊二選手を抜き
最年長出走記録を更新しました。
最後に
今回は最年長レーサー
高塚清一選手の最年長記録について書きました。
次節は7月10日~
津ボートレース場で行われる
DMM.com杯争奪!バッチこいカップに出場予定です。
高塚清一選手の記録更新に期待したいですし
最年長優勝記録更新にも期待したいです。