スタート展示と
周回展示の事を総称して
展示航走と呼びます。
今回は展示航走について
解説していきます。
何に注目すればいいのか?
どこから見れば良いのか?
これを読めば
スタート展示も周回展示も
しっかりと理解できます。
そうなるとよりボートレースが
楽しくなれますよ。
タップできる【目次】
スタート展示の見方とポイント
まずスタート展示について説明します。
そもそもスタート展示とは?
レースに出走する選手がスタートの本番を
想定しリハーサルを行います。
ピットアウトから
スタートまでを
スタート展示呼びます。
ここで注目してほしいポイントは三つです。
・ピットアウト後のコース取り
・各選手のスタートタイミング
・各艇のモーターの行き足・伸び足
コース取りに注目!
コース取りに関しては外枠選手や
イン屋の選手が
一つでも内のコースを
取りに来ます。
まずそこに注目してください。
後はピット離れが悪くコースを
取られる場合もあるので
ピット離れからしっかりと
観ておいてください。
前付け艇がある場合は
スロー勢が枠番を主張すると進入が
深くなります。
そこで進入でスロー勢が
100mを切る場合
レースが荒れやすくなる為
初心者の方は購入を
控えてもいいかもしれません。
各選手のスタートタイミングに注目!
選手はスタート展示では
フライングしたとしても練習なので
全速力で0.00を目指して
スタートをします。
大事なのは
その日の選手自身の
スタート感が合っているか?です。
あくまでも私の主観ですが
スタート感を見る目安ですが
0.15以上のフライングや
0.15より遅い正常スタートは
選手のスタート感が
ズレている可能性があり
本番では全速でスタートを
いけない可能性がありますので
その選手は注意しておく
必要があります。
ちなみにスタートは
フライングの方が
修正が利きやすいそうです。
遅れてるスタートは本番も遅れる
可能性が高いです。
行足、伸び足に注目!
行足は伸びに
つながるまでの加速感なので
スタートラインまでの
加速感に注目してください。
伸び足は
トップスピードの事なので
スタートライン後から
1マークまでの伸びに注目してください。
コツとしては
スタート展示リプレイも見れるので
スロー勢、ダッシュ勢と分けてみて
そしてもう一度全体で
見比べるとわかりやすいと思いますよ。
後はスタート後
1マークに行くまでに
ずり下がるという表現を
する選手が多いのですが
おいていかれている選手が
いるかにも注目して下さい。
コツをつかむには
見る回数を増やすことが
一番の近道です。
最初は難しいと思いますが
書いたことに注目して
観てみてください。
周回展示の見方とポイント!
スタート展示が終わると
そのまま周回展示に移行します。
周回展示は本番レース直前に
1号艇から6号艇まで順に
ターンの練習を行います。
周回展示は2周。
選手は3回ターンマークを回ります。
2マーク、1周目1マーク、
2周目1マークの順に
映像が流れることが多いです。
レース場によっては
1マークも1回しか
放送されないところもあるので
ご注意してください。
ここで注目するポイントは
・乗り心地の確認
・周り足の確認
・参考程度に展示タイム
乗り心地をチェック!
まずはターン中に
艇がバタバタしていないか?
ここに注目してください!
バタつく=乗り心地が悪いということです。
バタつくと選手も転覆などを恐れ
全速ターンをするのが困難ですし
仮に全速でターンしたとしても
流れやすいのです。
周り足をチェック!
これに関しては見る人によって
変わるのですが
チェックポイントとして
スピードをもった
キレイなコの字旋回が
出来ているか?
ターンマークを外して回っていないか?
ターンマークを回るまでのスピード感はあるか?
ターンマークを回った後外に流れて行かないか?
舳先が鋭角に進行方向にむいているか?
中々分かり辛いと思いますので
出走してる6選手の比較をすると
何となくですが
良い、悪いは判断出来ると思います。
展示タイムは参考程度に!
展示タイムとは?
周回展示の2周目バック側直線150mの
タイムを計測して公表されます。
これで分かることは
直線での伸びの部分です。
ちなみにタイムが
0.15差があれば一艇身変わります。
何故参考程度と書いたかと言うと
展示タイム計測方法には
2種類あるからです。
自動計測と手動計測があるのです!
自動は正確ですが
手動はあくまで手動なので
誤差が生じたりします。
その為参考程度として下さい。
最後に
今回はスタート展示
周回展示について
解説をしました。
スタート展示のチェック項目は
・前付けに来る選手はいるか?
・ピット離れで遅れる選手はいるか?
・行き足、伸び足が良い選手がいるか?
・スタート後ずり下がっている選手はいるか?
この4つに注目してみてください!
周回展示のチェック項目は
・バタついている選手はいるか?
・旋回のスピード感はあるか?
・単純に6艇の比較で良い選手と悪い選手を見定める!
後は様々なレースの展示航走を観てください。
一般戦、女子戦
ルーキーリーグ、G1、SGなどを観ると
必ず違いが判ります。
慣れてくると自然と良い選手
悪い選手がわかります。