ボートレース蒲郡で行われた
SGチャレンジカップは
毒島誠がSG7度目の制覇で幕を閉じました。
7回中6回がナイターレースでの制覇で
ナイターキングは健在でしたね。
今回も熱い一節間を振り返りたいと思います。
タップできる【目次】
初日
やはり史上最大の勝負掛けと
いう名に相応しいレースでした。
オープニングレースは
4カドの湯川が攻め
インの柳沢と大競し
その間隙を突いた
上野と徳増が
1.2着を走り6-5-2で決着。
3連単は115番人気の103320円と
ビック配当を提供しました。
他にも7R10Rは
イン逃げも道中の2.3着の攻防が激しく
ターン毎に着順が入れ替わり
共に万舟決着など
チャレンジカップ初日は
8レース中4レースが万舟配当となり
穴党には喜ばしい展開となりました。
2日目
イン逃げは8レース中5レースと
比較的配当面でも落ち着き出しました。
選手も投票している我々も
ある程度の傾向を
掴みつつあるように感じました。
この日は12Rが見応えのある素晴らしいレースでした。
1枠の毒島に対し
3枠の峰が渾身のまくり差しで
肉薄するというレースでした。
一見普通に見えるのですが
峰のタイミングが絶妙で
並の選手なら
置き去りにしているターンでした。
ですが、それをインから応戦し
しかも最後はウイリーで決着をつけた
毒島もアッパレでした。
2日目終了時点で
得点トップは
毒島誠で9.00
次いで稲田浩二が8.00としており
3位タイには
新田、桐生、平本、寺田が7.33で追う展開となりました。
3日目
この日の主役は2人居ました。
まず1人目が久田敏之です。
前半2Rはインの磯部に対し
2コースから差し切ると
後半7Rは4カドから
ST06を放ち絞り込むと
イン丸野の動向を冷静に判断し
まくり差しに変化して勝利とし
この日は連勝とし得点率を
7.25まで押し上げました。
もう1人は稲田浩二です。
6R一走で迎えた3日目も好調をキープ。
4号艇で5コースカド発進で
2号艇の毒島がスタート後インに対して
直まくりを放つも
1号艇の上野が抵抗。
その間隙をまくり差しで
艇団を割り一着ゴール。
これで得点率トップを
守り切りました。
4日目
峰竜太がまさかの予選落ちとなりました。
前日12Rで不良航法をとられ
減点10が尾を引く形となりました。
10R2号艇で登場すると
2コースから4着とし
予選敗退が決定しました。
同レースで得点率トップを決定させたのが
稲田浩二でした。
2コース峰のプレッシャーを
跳ね除け堂々のイン逃げ快勝。
SG初制覇に向けて
視界良好といった感じになりました。
準優勝戦の1号艇は久田敏之、毒島誠、稲田浩二となりました。
準優勝戦
9R
スタート展示は
吉川の前付けを全員が抵抗し
枠なりでしたが
本番は6号艇の吉川がピット離れよく飛び出し
5号艇の上平が付け直しに動きます。
久田、平本が抵抗する形で
1456/23の並びになり
スタート展示とは大きく変わりました。
レースは久田が渾身の逃げを放ち
2着には平本が村田との激戦を制し
優出1番乗りとなりました。
10R
枠なり進入で
毒島が完璧なイン逃げで1着とし
2着には3コースからまくり差しで追走し
この2人が優出としました。
11R
SG初制覇までイン逃げ2回とした
稲田浩二が登場しました。
進入は前本が動いて
12346/5の形となりました。
インの稲田が先マイを放つも
2コースから芸術的な差しで迫り
篠崎仁志が1周2マークを先取り。
稲田も負けじとツケマイを放ちホーム側では
伸び比べとなります。
2周1マークでは
篠崎仁志が先マイし
稲田が差して追走し肉薄するも
決着つかず。
2マークで
稲田が差しを選択するが
引き波にはまり勝負あり。
篠崎仁志が1着ゴールとし
稲田浩二は2着で優出となりました。
どちらも攻めに攻めた旋回で
ファンを魅了しました。
優勝戦
得点トップの稲田が敗れたことにより巡ってきた1号艇は毒島が手にしました。
メンバーは
1号艇 毒島 誠
2号艇 久田 敏之
3号艇 篠崎 仁志
4号艇 稲田 浩二
5号艇 岡崎 恭裕
6号艇 平本 真之
進入は動きなく枠なり3対3
スタートは全体的に揃い
1マークは毒島が先マイも
ターンマークを外しました
差してきた久田が
一瞬初優勝かな?
と思ったのですが
回ってからの毒島は
ぐんぐん後続艇を引き離し
見事優勝を決めました。
2着にはまくり差して追走した岡崎
3着には久田が入着。
毒島誠がSG7度目の優勝を決めた瞬間でした。
最後に
グランプリへは
優勝戦2着条件だった
岡崎恭裕が見事逆転で
2年ぶりのグランプリ出場が当確しました。
優勝した毒島誠は
グランプリ初制覇へ向け
最高の形で望めるでしょう。
書きたいことはまだまだ
たくさんあるのですが
この辺にして
12月には
BBCバトルトーナメント
グランプリ
クイーンズクライマックス
と目白押しです。
どんな結末を迎えるのか?
いまから非常に楽しみな12月となりそうですね。