2020年のSG、PG1、G1では
無観客レースが続いていましたが
ボートレース多摩川で開催される
PG1レディースチャンピオンシップは
人数制限はあるものの
ついに有観客での開催となります。
今一番人気といっていい
女子レースのビッグレースである
レディースチャンピオンシップの開催される
多摩川水面攻略と注目機を引いた選手をご紹介します。
タップできる【目次】
日本一の静水面
まず多摩川は淡水のプール型の水面です。
淡水なので水質は硬く
乗り心地が求められる水面です。
なので周回展示は2マークに注目し
外枠でも乗りやすそうにしている
選手はねらい目でしょう。
そしてホーム側、バック側ともに広く
24場の中でもトップクラスと言えます。
そして一番の特徴は
周囲を防風林で囲んでいるため
風の影響を受けにくく
日本一の静水面と言われています。
その為
スピードターンが
最大限活かせる水面でもあるため
乗り心地がよくスピードターンを売りにしている
選手はコース不問で狙えそうです。
コース別成績
2019年のコース別成績です。
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
1 | 54.6 | 16.9 | 8.0 |
2 | 15.1 | 24.5 | 18.5 |
3 | 11.6 | 21.6 | 20.1 |
4 | 10.7 | 17.4 | 19.4 |
5 | 6.5 | 12.5 | 18.3 |
6 | 1.6 | 7.7 | 16.1 |
もちろんインコースが強く
2コースの2着率が高い数字となっています。
ですが3着に関しては6コースでも
16.1%もあるので流していた方が
無難のような気がします。
注目エンジンは?
多摩川のエンジンは
初おろしが5月24日となっていて
8節経過しており
約2か月が経過しています。
整備や調整次第では
数字以上の動きをする
エンジンも出てくることでしょう。
現在のエース機64号機
初おろしで深川麻奈美が予選3勝し
優出4着とすると
その後も内堀学、村田修次が優出します。
2連対率は59.5%と現在トップです。
5節使用し4人がA級と
乗り手に恵まれている感はあるが
出足と回り足が強力です。
44号機
前節に乗った川口貴久が6走5勝2着1本と
準パーフェクトVを飾ったエンジンです。
行き足、回り足と抜群で思ったところに
艇を向けられそうです。
2連対率は45.4%と上から数えても
19番目と目立たないですが
このエンジンは先ほど紹介した
64号機よりもおすすめです。
71号機
初おろしから4節使用していて
初おろしで竹井奈美が
オール3連対で後半7連勝でVを飾ったエンジンです。
その後3節は乗り手に恵まれず
成績は芳しくないですが
それでも2連対率50%としていて
3周の上がりタイムは1.47.2と最速です。
注目機を引いたのは誰?
まず64号機を引き当てたのは
喜多須 杏奈選手でした。
喜多須選手はスピードターンを
売りにしている選手の一人でもあり
非常に楽しみですね。
初日は1Rの3号艇の一回走りで登場します。
次に隠れ注目機として挙げた44号機は
渡辺千種選手が手にしました。
渡辺選手の特徴は2.3着を取るのが非常にうまく
例え6コースからでも連に絡む選手です。
スピードターンではないものの
レースが上手く期待が持てます。
ただスタートが少々遅いので
舟券を買う時にはご注意してください。
初日は3Rの5号艇の一回走りです。
3号艇に田口節子、6号艇に小野生奈がいる為
人気は落としそうで初日から
2.3着で狙ってみても面白いかもしれません。
最後に71号機を手にしたのは
塩崎桐加選手です。
塩崎選手も豪快なレースをする印象で
好モーターが相棒となると旋風起こしそうです。
初日は3R1号艇の一回走りで登場します。
いきなり渡辺千種と同じレースなので
大注目となりそうです。
最後に
多摩川という静水面で展開される
レディースチャンピオンシップですが
初日ドリーム戦も大注目です。
このレースでケガから復帰を果たす
平高奈菜が1号艇に選出されました。
6月末の下関で骨折してからの電撃復帰です。
このレースに間に合わす所が
トップアスリートと言われる所以でしょう。
とにかく真夏の暑さにも負けない
熱いレースを期待しています。
誰が優勝するのか?
どんなドラマが待っているのか?
6日後に期待しましょう。